工事後も大切に。アフターと保証に関する件。
よくあるリフォームの相談の一つとして、「以前工事をした箇所の部分的な修理や不具合を直したい」というご相談があります。
自社で工事したものであれば、商品の品番や仕様、職人のデータ等が残っているので問題はないのですが、困るのは他社で工事した場合の不具合の修理です。
- 「以前頼んだ会社は、もう廃業してしまった」
- 「連絡したが、電話がつながらない」
- 「連絡は取れたが、ろくに対応してくれない」
- 「その業者には頼みたくない」
お客様は困ってご相談にいらっしゃるのですが、工事内容の情報不足のために、スムーズな対応ができないのです。
そうなると、最終的に一番困ってしまうのはお客様になります。

リフォームはアフターサービスが重要です。
一般的にリフォームは新築と違い、既存の建物に合わせて、また、住みながら工事を行うので、経過により不具合を生じることが多々あります。
それは、すぐ生じる場合と、数ケ月経ってから生じる場合等、そのケースはさまざまです。
その時に、対応してくれるかどうかは大きな問題です。
取り付けた機器が作動しなくなった、機器の故障などの場合は、そのメーカーのアフターの専門部署へのスムーズな手配を行ってもらうようにしましょう。
その時にきちんと連絡や対応が取れ、機器の品番等メーカーとのつながりもしっかりしたリフォーム会社であれば安心でしょう。

保証書について
リフォーム工事において、工事内容により保証書を出している会社も多いことでしょう。
それは工事後に発行されることになるのですが、中には保証年数の期間が長い会社もあります。
ただ、いくら「〇〇年保証」という工事の保証書をもらっても、その会社がその時点まで存続していなければ、意味のない紙になってしまいます。
そういったことからも、新しいリフォーム会社が出ては、いつの間にか消えていることを考えるとしっかり地域に根差している、身元のはっきりした会社が良いでしょう。
長年住み続ける住宅のリフォームを長い期間、相談・施工できる、そんな会社とかかりつけのお医者さんのようなお付き合いができれば安心です。
