炬燵(こたつ)を片づけたら畳のお手入れを!
ぶり返す寒さも一段落でしょうか。
炬燵は片づけられましたか?
春の暖かい日が来たら、畳のお手入れをしましょう♪
まず、窓を開けて風通しを良くします。
マンションなどで上手に風が通らない場合は、除湿器やサーキュレーターを利用しましょう。
つぎに表面に付着したホコリを取ります。
ホコリは湿気を吸ってしまいますし、湿気を吸ったホコリが畳に付いたままだと、畳が傷んでしまいます。
【ホコリを取る】は大事です。
ホコリを取る時には、座敷帚や掃除機で畳の表面の織りの方向に沿って行います。
そうすると表面のい草が傷みません。
梅雨が明けた時にも、このお手入れはされて下さいね。
畳の表替え
畳表が古くなってきたら、【表替え】をします。
畳表には色々な材質があります。
国産い草・中国製・和紙…など。
ご自宅の居室なら国産のい草を使用している物を選ぶと良いでしょう。
弾力があり、直接座ったり布団を敷いたりした時に心地良く過ごせます。
客間用には高級な畳表があります。
代表されるのは【琉球畳】【琉球風畳】です。
丈夫できれいなので【縁(へり)なし】で施工する事が殆どです。
畳表の織り方にも色々な種類があります。
通常、良く見るのは
他にも素敵な織り方をした畳表があります。
こちらは【市松】という織り方です。
それぞれ縁の柄を変えてお楽しみいただけます。
新床
何となく畳がブワブワしてきた
気が付いたら、畳自体の交換を随分していない
そのような時は、畳自体を床から新しくすると良いです。
畳床にも色々な材質があります。
昔からの藁床、建材を使った物、プラスチックフォームの入った物
戸建・マンション、床の厚さ、ご予算などで変わってきます。
また、新床にする時には、伺った職人さんの技を是非!ご覧ください。
畳は同じサイズでは無いので、お部屋にキッチリと収まるように細かく採寸します。
ちょっと変わった定規(?)を使いますよ。
その作業を見る機会は少ないと思うので、ご自宅で畳を新床にする時にはご覧ください♪
日本と畳
四季のある日本に昔から使われている畳。
吸湿・保温機能があり、夏の暑さを軽減させる肌触り。
新しい畳のい草の香りは清々しく、リラックスさせてくれますね。
ちょっと寝転んだり、寒い冬には炬燵を出して温まったり…
お客様がお泊りになる時にも活躍する畳の和室。
表替えしようかな?新床にしようかな?と思われたら、
腕の良い畳職人が居るダイコウにご相談下さい!
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