工事後に連絡が取れない業者
このところ、毎日、屋根のご相談をいただきます。
そのほとんどが「訪問業者が来て……」からご相談が始まります。
あるお客様宅に現れたのは2人組の訪問業者でした。
一人は怪我をしていて「落ちて来た瓦で怪我をした」と説明したそうです。
何度も訪れる2人に、ご夫婦は「真面目な人達なのかもしれない」と思い
「瓦がズレていますよ」と言われた屋根の部分修理をお願いしました。
問題が起こったのは、支払いが済んでからでした。
お客様からのお電話の内容はこのようでした。
訪問業者が来て「瓦がズレている」と言われたけれど、しばらく相手にしませんでした。
でも、何回も来る内に「真面目な人達なのかもしれない」と思い、屋根に上がらせました。
瓦屋根の一部修繕をして貰って支払いも済ませました。
ところが、雨が降った翌日に雨漏れがあったんです。今まで雨漏れなんてしなかったのに。
貰った名刺の所に電話をしたけれど【現在、使われておりません】のアナウンスが流れるだけで全然連絡が取れません。
業者が屋根に上がったのなら、一通り屋根の点検をすると思います。
瓦のズレが他にないか、漆喰の欠けは無いか・・・
屋根点検で全ての雨漏れ予測ができるのではありませんが、点検で雨漏りしそうな気になる箇所があれば、お客様にお伝えするでしょう。経年劣化もお伝えするでしょう。
何より、工事後に連絡が取れないのはいけません。
また繰り返しますが・・・・
ご自宅に突然訪問した業者は、知っている会社ですか?
名刺に会社の所在地・連絡先・営業年数などは書いてありますか?
アフターメンテの為の連絡はできますか?
知らない業者を屋根に上がらせるのは怖いです。
他社が応急処置や部分修繕した箇所を手直しする工事は、ダイコウはしていません。
責任の所在が分からなくなり、結局はお客様が宙ぶらりんになりお困りになるからです。
屋根の場合には、葺き替えや重ね葺きで屋根全体のメンテナンスを行う事になります。
この地で場所を変えずに、もうすぐ53年目のダイコウを信用して頂けるなら
知らない業者を屋根に上げる前に、ダイコウにお電話するのはいかがですか?
ダイコウでは、強引な営業は行っておりません。
営業時間内でしたら、ご連絡ができます。
今、海老名市、綾瀬市、座間市を廻っている訪問業者が多くなっているので気を付けましょう。
台詞はみんな同じです。
「今、近くで工事をしているのですが、お宅の屋根が見えて気になったのでお知らせに来ました。
ついでなので、見てあげましょう。」
こんな言葉に要注意です。
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