屋根外壁塗装は高耐久塗料で塗り替え回数を減らすことができる
屋根外壁塗装に用いられる塗料は、耐久性が高くなるほど価格も高くなります。
ですが、塗り替え事に掛かる費用を考えた場合、トータルでのランニングコストは安くなることの方がほとんどです。
予算と今後の塗り替え計画(あと何年住むのか?)を考えて適切な塗料を選びましょう。
塗料の種類により耐久性が異なる
含まれる樹脂の種類によって大きく4つの塗料に分けられます。「フッ素」「シリコン」「ウレタン」「アクリル」です。
注目したいのはその耐久性です。フッ素は15~20年、シリコンは10~15年、ウレタンは8~10年、アクリルは4~7年です。
耐久性で選ぶならフッ素かシリコン
最も耐久性の高いのがフッ素塗料です。
塗料同士が結びつく力がとても強いのが特徴で、雨風や雪を受けてもはがれにくいのが長持ちの理由です。ビルや橋、歴史的建造物にも使われている塗料です。
フッ素塗料に次いで耐久性が高いのがシリコン塗料です。耐久性と価格とのバランスがよく、現在までに多くの住宅で使用されています。汚れにくい特徴をももっているため、塗り替え後の美しさが長く続きます。
ウレタン塗料も耐久性と価格のバランスが良い塗料です。シリコンに比べると安値ですが、やはり耐久性や防汚性はシリコンには及びません。
最も安値なアクリル塗料は、30年ほど前まで多くの住宅で使用されていた塗料です。ほかの塗料に比べて耐久性が低く、ひび割れや剥がれが起こりやすいため、現在ではあまり使用されていません。
今は、防水や遮熱などの付加価値のある機能をもっていて、かつ高耐久性という塗料もあります。
お客様の家に必要な機能をもった塗料を選ぶといいでしょう。
トータルのランニングコストを意識した塗装でお得に!
塗料の耐久性が高くなるほど価格も高くなります。
塗り替え費用を抑えようと耐久性の低い塗料を使った場合、次の塗り替えまでスパンが短くなります。長い目でみると高額になることもあるので、よく考えてから選びましょう。
屋根外壁塗装は、塗る作業だけではありません。
工事前の洗浄や足組み(足場)など、塗料以外のコストもかかります。これからも長く住み続ける家であれば、塗料代は高くても塗り替えが少なくて済むタイプを選んだ方がトータルコストを抑えられるでしょう。
逆に、「あと5年しか住まない」ということであれば、耐久性の低い安い塗料を選んでも大丈夫です。
屋根外壁塗装をお考えで、どのように塗料を選べばいいかわからない場合も担当者にご相談ください。
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